30系プリウス 直方市F様 アレニウスの式

今回の修理は直方市からお越しの30系プリウスです。

なんと走行距離約20万㌔まで無傷だったそうです!

多くのプリウスが12~15万㌔程度でハイブリッドシステムチェックが出てしまう中、ここまで長生きなのは初めて見たかもしれません。

丁寧に乗られていたのだなという印象です。

ですが、ついにハイブリッドシステムチェックが出てしまったそうで、交換修理となりました。

故障コードはいつもの「電池内部異常」、ΔSOCは11.5%とまずまずの値です。

そして、電圧は7と8が他と比べて低いことが分かります。また、電池の温度は真ん中だけ不自然に高い。

ホコリが詰まって熱でやられたのかな?という推測ができます。

(最近数値を見てなんとなくエラーの原因が分かってくるようになりました。笑)

「アレニウスの式」というもので説明できるのですが、バッテリーに関しては10℃2倍則といい、簡単に言うと、「温度が10℃上昇すると劣化速度が2倍になる」と言われています。

 

 

 

引用:http://arduinopid.web.fc2.com/T7.html

 

そのため、ホコリが詰まって温度が上昇すれば、通常の環境よりも2倍速く劣化しやすくなってしまうということです。

実際、作業してみると、吸気口の部分のホコリが結構溜まっていました。

ブロア―ファンの方はもっと悲惨。(写真撮り忘れスミマセン)

しっかりホコリを取り除いて、ユニット丸ごと交換し、最終チェックとEVモードになることを確認して、作業完了。

約40分で終了しました。

ここまで約20万㌔ですから、まだまだ乗っていただきたいものです。

そのお役に立てれば光栄です。

 

今回の修理費用: ¥100,000- (税込・工賃込・モニターキャンペーン5000円引き適用)