ハイブリッドシステムチェックの警告が表示され、当店にお越しいただく車のほとんどが乗り始めから10年以上経過した車です。 平均的に、15～18万キロ走った車が多く、中には20万キロ越えの車も少なくありません。

その警告が表示される主な理由としては、長年の使用によりバッテリー全体の電圧バランスが崩れる、もしくはバッテリー自体が破損してしまうことが原因となっています。 そこで当店ではまずバッテリー本体の状態をチェックし、再生可能かを判断します。 この診断能力が、最も大切な部分であり、他店との差を生んでいると考えています。

バッテリーユニットの中には車種によって20~40個のモジュールが入っています。まずはそれぞれのモジュールの劣化度を判断していきます。

当店では、独自の基準値を定め、その基準値に満たないモジュールは使用せず、基準値以上のものを揃えています。

他社リビルド品で多いのが、劣化度や放電性能の数値が高いものと低いものを混在してしまっているパターンです。
また、悪いところだけを交換してしまっているパターンもあります。それらをしてしまうと、ユニット全体のバランスが崩れて、すぐにエラーが出てしまう原因になります。

最も典型的なバッテリーのエラーは、モジュールごとのバランスが悪いことです。
また、ネット上で安く買えるリビルド品は、このバランスが悪いことが多く、上の表の黄色いもののように、元々バランスが崩れてしまっていることも多いです。
そのため、当店では診断にこだわり、2種類の診断方法を合格したもののみを使用してバッテリーを組んでいます。

福岡工業大学・田島研究室と共同研究を進め、診断方法や再生方法の見直しを行い、品質向上に努めました。
【福岡工業大学の記事リンク】

そのため、当店のリビルドバッテリーはネット上でありふれている安価なリビルドバッテリー等とは一線を画す品質を保っています。

長年乗られたハイブリッドカーのハイブリッドバッテリーユニットは様々な理由で劣化します。主に以下が原因です。そこで当店では以下の３つの再生作業を行っております。

01バッテリーのリフレッシュ

ハイブリッドシステムチェックの警告が表示される車のほとんどが乗り始めから約10年ほど経過した車です。 その警告が表示される主な理由としては、長年の使用によりバッテリー全体の電圧バランスが崩れる、もしくはバッテリー自体が破損してしまうことが原因となっています。
そこで当店ではまずバッテリー本体の状態をチェックし、再生可能かを判断します。
そして、再利用可能なバッテリーのみを再生します。最後にユニット全体の電圧バランスを調整し組み込みます。

02コネクター部分のリフレッシュ

下の2つの写真で、Beforeの写真はコネクター部分の銅板に緑青のサビがこびりついています。 この青サビは主にバッテリーユニット内部の水分が原因でサビが発生します。 サビや腐食が進んでしまうと、電気が流れにくくなり接触不良などが発生し、エラーの原因になります。 そこで当店では新しいものを用意し、凹凸面などが出来ないようにコーティングしております。

03電動ファンをリフレッシュ

走行中にバッテリーは充電・放電を繰り返します。そのためバッテリー内部は充放電で熱を持ちます。その熱を冷ますために電動ファンが付いています。 パソコンなどの電動ファンを見ていただくと分かりやすいかと思いますが、電動ファンはどうしてもホコリが溜まりやすく、ハイブリッドバッテリーシステムチェックの警告が出た、ほとんどのお客様のバッテリーユニットを確認するとこの電動ファンにホコリが溜まっています。 このホコリがすぐに異常を発生させるわけではないですが、電動ファンの冷却効率が悪くなることでバッテリー本体の冷却ができず性能低下やバッテリーの破損が起きます。
そこで当店ではホコリをきれいに落とし、内部をクリーニングいたします。

電動ファンの内部クリーニング作業のみの施工、バッテリー診断も含めたメンテナンスパックも承っております！ ハイブリッドバッテリーの現状を知りたい！という方や保全修理を行い方はぜひご活用ください！

04バッテリーの組みなおし

最後にユニット全体の電圧バランスを調整し組み込みます。
ここまでの準備を事前にしているから、実際の載せ替えにはほとんど時間がかかりません！
（例）プリウス・アクア：30分以内
クラウン：1時間以内
その他車種：2時間以内
※その間は代車を無料でお貸しいたします。
ご注文を頂いてからリビルド作業をさせていただきますので、完全予約制とさせていただいております。
予約はこちらから
※即日対応可能な場合もございます。まずはご連絡してください！