プリウスα 佐賀県武雄市Y様 珍しいエラーコード
今回の修理は佐賀県武雄市からお越しのY様のプリウスαです。

純白ボディに赤の差し色が入ったオシャレなプリウスα。
一度ディーラーに持って行かれたそうですが、ディーラーの方も初めて見たようなエラーだったそうで、とにかくバッテリーを交換したほうが良いだろうということだけ助言されたそうです。

早速見てみると、確かに珍しいパターンのエラーでした。
まずエラーコードの内容は、「電池監視ユニット異常」と「ECU-電池間NO.1断線」と出ています。

いつもの「電池内部異常」ではないということで、電池ではなく配線やコンピューターの問題ではないかと推測しました。
さらに他の項目を見てみると、電池の崩れが出るΔSOCは正常値の0%ですが、電池電圧に関しては相当異常な値を示しました。
バッテリーユニットの端の電圧はなんと0V、その隣は正常値のほぼ2倍の値。やはり配線かコンピュータの問題で間違いなさそうです。


お客様には以上のような状態であることをご説明し、交換修理に同意して頂きましたので、代車をお貸しして、早速交換作業に入りました。
プリウスαは30プリウスと同じような構造をしているのですが、リアシートを前にずらすことができるので、スペース的には30プリウスよりも余裕があります。

あとは30プリウスと同じような感じで作業を進めていき、約1時間程度で交換完了しました。
最終チェックでEVモードに入ることと全システム異常なしであることを確認して、作業は完了。

お客様がお帰りになるまでの時間が少しあったので、その間に原因追及してみることに。
バッテリーユニットの蓋を開けて、電池同士が繋がっているリンクプレートのサビ具合を確認してみると、やはりとてつもない量の青錆が付着していました。
しかもちょうど電圧の値が異常だったところには液漏れの跡もあります。
恐らく、この液漏れ+大量の青錆のせいで通電効率が著しく低下、もしくは遮断されたような形になったのではないかと推測されます。
また、この部分の配線はボルテージセンターとバッテリージャンクションボックスに繋がっていますので、「電池監視ユニット異常」も説明がつきます。
当店ではもちろんクリーニングしたものを使ってリビルドしておりますので、ご安心頂ければと思います。

今回は珍しいパターンのエラーで最初は不安でしたが、最終チェックで正常な値が出て本当に安心しました。
改めて、電池以外の部分のケアの重要性を感じた修理でした。
#ハイブリッドバッテリーリペアセンター

