クラウン ハイブリッド(204) 行橋市Y様 走行距離は少ないけど…

担当の因幡です。

今回の修理は、当店のお近くからご来店くださった、Y様の204系クラウン。

実は修理までに一度ご来店くださり、事前診断させていただいたうえで修理の相談などのお話をさせていただきました。

色々お話した結果、その当日は故障コードを消去するだけで様子を見てみることに。

しかし数日たつと同じくハイブリッドシステムチェックが出てしまい、ディーラーで診断を受けたところ、中のセンサーが悪いのではないかという診断結果だったそうです。

そもそも、事前診断の際にはΔSOCが0%、つまり、客観的に見ればバッテリーのズレが生じていないという診断結果。

電圧も、数値上は安定している。でも、ハイブリッドシステムチェックが出る。

ということで、「中のバッテリー間にずれが生じているけどコンピュータが壊れてエラーを拾っていない」のではないかと考えました。

この場合、コンピュータのみを交換しても、結局バッテリー間のずれが解決していないのでまたエラーが出る可能性は高い。

ということで、リビルドバッテリーユニットを丸ごと交換することになりました。

この時の故障コードは「電池パック劣化」。以前も、「電池パック劣化」の故障コードでΔSOCが0%になっていて、コンピュータが破損していたことがあったので、今回も同じなのではないかと判断しました。

走行距離はおよそ7.5万㌔。10万キロ未満でのハイブリッドシステムチェックはなかなか見ないので、驚きました。

以前行ったレクサスのGS450hと同じ構造で、GS450hよりも配線やパーツ点数が多いイメージでした。

リアシートの背面を外して、小窓からハイブリッドバッテリーを押し出し、トランクから取り出すようになっています。

複雑な配線をかいくぐり、ダクトを微妙にずらしてハイブリッドバッテリー自体を大きな板に乗せ、外側から引っ張り出します。

作業時間は、二人がかりで2時間程度でした。

アクア2個分のバッテリーを積んだ、かなり重たいものを引っ張り出すので、汗だくです。笑

最終チェックと簡単なテスト走行をして、作業完了。エラーは消え、動作も正常に戻りました!

 

お客様にお渡しした後、しばらくしてお客様からご連絡が。

「エラーが再発してしまった!?」と思ったのですが、どうやら作業中に外れていたトリムに気付かず放置してしまっていたとのこと。

リアシートの背面を取り外したときのものだったようで、大変失礼いたしました。

また、数日たってから、今度は「ハイブリッドシステムチェックが出た」との連絡を受け、急遽伺わせていただく事に。

今度は一部ネジの締め忘れが発覚。

バッテリー自体に問題がなくても、その周辺に凡ミスがあればお客様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。

こういう凡ミスを失くしてこそ、信頼感は維持されますよね。

しっかり反省し、気を引き締めなおして、また頑張っていこうと思います。