興味本位だけでバッテリーモジュールを限界まで過充電してみた。

少しでも品質を向上させたいな~と思い、日々いろいろなことを研究しております。

今回はその一端を、少しだけご紹介します。

 

よく、昔の携帯電話などで電池パックが膨れているのを経験したことはありませんか?

ハイブリッドバッテリーも電池ですので、劣化すれば同じように中にガスが溜まって、膨らみます。

30プリウスや10アクアなどで使用されているニッケル水素バッテリーを分解できるところまで分解すると、6セルつながっているモジュールまでバラすことができます。

膨らんだモジュールはこんな感じ。

一応、上にぽちっと出っ張っているところがガスを放出するところなのですが、放出が間に合わないとこんな風になります。

ちなみに、この膨れたままの状態が元に戻らなくなったら、バッテリーユニットに組み込めないので廃棄になってしまいます。

 

では、この膨れたのをさらに充放電してみるとどうなるのでしょうか。

試してみると、ある程度の充放電ならば、熱は持つけどそこまで形は変わりません。

ただ、徐々に電流値を上げていくと、徐々にメキメキ言い出しました。

無理やり電気を流しているので、許容範囲を大幅に上回っているのでしょう。

恐怖でしかありません。

さらにどんどん電流を上げていき、ヤバそうだな~なんて思った次の瞬間!

パーン!と高い音が鳴って、こうなりました。

 

 

 

 

限界を迎えたバッテリーモジュールさん。

突き破って中でショートしたのでしょうか。黒焦げになって、粉末状のものがこぼれ出てきました。

交換修理でご来店いただくお客様の車両にも、同じように膨れ上がったモジュールが載っている場合があります。

エラーを何度も消去した車に特に多く、バッテリーの許容範囲以上に電気が流れてしまっているのでしょう。

ということは、エラーを何度も消去して解決したように見える車でも、写真のように突然爆発してしまう可能性があったりするのかもしれません!

なので、当店ではできるだけエラーを消去しないこと・できるだけ早めに当店にお越しいただいて修理することをオススメしております。

車が動かなくなってから「あの時素直にバッテリーを交換しておいた方が安かったなぁ…」なんて思ったらもったいないですからね。

爆発する前に、一度診断だけでもお立ち寄りくださいませ。

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