ZVW30 プリウス 北九州市M様 配線の腐食や断線がエラー原因になることも。
今回の交換修理は珍しいパターンで、バッテリーより先に配線の方が悲鳴を上げておりました。
格好よくカスタムされた30プリウス。まだ7万キロ程度ですが、ハイブリッドシステムチェックが点灯したとの事でご連絡いただきました。
7万キロというと、まだまだバリバリな気がするのでこの時点で違和感。
そしてEVモードにもちゃんと入る。
ということはバッテリーじゃなくて、インバーターやエンジン系の異常か? とおもったのですが、実際に診断機をかけてみると、
「高電圧系絶縁異常」と「ECU-電池間No.2断線」というエラーでした。
こちらはどちらもバッテリーとコンピュータをつなぐ配線の問題。
多くは銅板の腐食や緑青の影響で通電しにくくなっていることが原因であることが多いです。
特に、ECU-電池間ということは、個々の電圧を正しく認識できていない可能性が高く、ボルテージセンサーの故障も考えられます。
ということで、いつも通り全部丸ごと交換してみたところ、しっかりエラーコードも消えて、表示が正常に戻りました。
バッテリー同士を直列でつないでいる銅板は錆びやすく、通電不良を起こしやすいです。
綺麗に磨いたものを使って修理しているので、当店のバッテリーは通電不良を起こす心配がほとんどありません。
こういう細かいところにもしっかりこだわって、バッテリーを提供させていただいております。
今回の修理費用: ¥70,000- (税込・工賃込/半年保証)
#ハイブリッドバッテリーリペアセンター